障害者になって思った幾つかのこと

脳幹出血で倒れてから11年、障害者になって思った幾つかのことを忘れないうちに記録しておこうと思いブログを始めてみました。 一応社会復帰は果たせたので実際に社会に出て思った幾つかのこと、趣味のギターをしつこくも続けているのでそれにまつわる幾つかのこと、いろんな事を思いつくままに記録して行こうと思ってます。

2017年10月

 今日から検査入院だ。
大腸の内視鏡検査である。
 7月12日に行われた会社の健康診断で引っかかり主治医宛の紹介状を頂いたのだ。
 無視しようかとも思ったが、たぶん会社の総務が許してくれないだろう。若くして脳卒中なんぞやってしまったわたしは要注意人物なのである。健康には 人一倍気を使わせてしまっているのだ。
 総務に呼び出されたりすると面倒なのでとりあえず主治医の所で診察を受けた。
 するとわたしの健康状態を考えて検査入院を勧めてくれ、入院施設のある公立病院に紹介状を書いてくれた。
 何はともあれ診察である。で診察を受けこちらの希望と病院のスケジュールを照らし合わせて10月25〜26日に検査入院する事が決定した。

 そんないきさつがあり今病院でブログを書いている。初日の今日は食事量を極端に減らし寝る前に強烈な下剤を飲む。大腸の中をカラにしてしまおうと言うのだ。
 コレが昼食である。それにしてもなんだこの量は?まじか?
 圧倒的に少ないではないか…当然食べた後1時間もしないうちに腹が減ってきた。 
 












夕食までが凄く長く感じた…長い時間待たされた後に出てきたのがコレだ…。



















 マジか!スープとクラッカーだけじゃないか!
 これで明日は絶食だと!検査は18時からだと!唖然呆然とはこの事である…  噂には聞いていた、検査の前処理が大変だと、でもまさかコレほどとは…
 大丈夫なのか俺!

 ブレーキを左足に担当させると決めてからは慣れるのは速かった。
 慣れるのが速い分楽な環境に慣れるのも速かった。
 あっという間に
歩かなくなった 。
 自分の
好きなタイミングで歩いては行けそうも無い遠くまで行く事ができるのである。歩かなくなって当然である。
 リハビリに通っていた
老健にも車で行くようになった。歩いて5分もかから無い職場へも車で通うようになった。気がつけば殆ど歩かなくなっていた。
 隣の県の歓楽街とかにも平気で行くようになった...休職中なのにである。

 で、仕事復帰はどうなったのかというと、結論から言うと
”一年間の休職期間の後”という事になった。一時は10月復帰という話もあったのだが、一年間の休職と言うのはすでに決まっていた事らしく
”自宅療養及びリハビリに期限いっぱい励んで、少しでもよくなった上で復帰しなさい。中途半端な状態で復帰して倒れられでもしたら逆に迷惑だし...”という事だった。
 喜んで良いのか悪いのか複雑な心境であったがお言葉に甘えさせていただく事にした。という訳で正式復帰は
2月15日に正式決定したのである。

 そうとなったらリハビリに気合いを入れるしか無い。老健でのリハビリの他に町営の
健康施設(早い話がジムのようなもの)での自主トレにも励んだ。車を手に入れて歩かなくなった分を補う作戦である。
 起床→朝食→掃除、洗濯→ジム→昼食→ジムまたは老健(水曜、土曜)→帰宅→夕食
 なんだか入院中のような規則正しい生活をしていた。いつから崩れだしたんだろう?

 
ギターのリハビリもする事はしていたが中々出口が見えなくて...色々と試行錯誤はしていたが。右手が麻痺してピックが持て無いんだけどどうしよう?なんて低次元のところをうろうろしていた。
 結局
一曲作ってレコーディングするまでには11年の年月を要するのだった。いや〜長かったぜ!

ちゅうぶとろぴん
  
1963年10月26日生まれ 男性 54歳 
2006年2月14日 42歳の時脳幹出血に倒れる。
かろうじて生命はとりとめたものの右半身に鈍麻が残る。

2017年現在、補装具と杖に支えられながらも社会復帰を果たす事に成功。
少しづつではあるが 趣味のギター、作曲、自宅録音にも力を注ぐ。

いつか、自主制作でアルバムを制作し、ステージにも復帰してやろうと企むなんとも図々しい54歳。

病気の事、リハビリの事、音楽の事、思った事をなんでも記事にしていこうと思います。

現実の厳しさにへこたれない能天気さをあなたに!をテーマに...


連絡先 tubetropin@Outlook.com

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その他、公序良俗に反し、または管理人によって
承認すべきでないと認められるもの。


2018年1月7日  管理人 ちゅうぶとろぴん

 

 何はともあれ自動車が手に入った。これからは公共の交通機関に時間を拘束されることもなく自分のタイミングで動けるようになる。
 田舎の交通機関は何しろ本数が少ない。30分に一本などというレベルではない。
一本逃すと次は2〜3時間後 とかいう世界だ。終電が18時30分!とかいうレベルだ。自動車がないとそれはもう不便なのだ。
 
 喜んでいた。どう考えたって嬉しいに決まってる。半年前には
一生寝たきり の宣告を受けたばかりなのだ。
 
俺に限ってそんなはずはない!と勘違いし、事の重大さとは裏腹に極めて能天気にリハビリしてきたのが良かったのだろう←やっぱり勘違いのような気がする。

 とりあえず家の周りの空き地で練習だ。喜び勇んで自動車に乗ってみると???なんか変だ。そりゃそうだろう、右足には麻痺が残っており目で見ないと右足がどこにあるかわからない のだから。
 まず右足の位置を
目で見て確認してから前を向いてアクセルを踏む。幸いにもアクセルを踏んでいる感覚は多少ではあるがわかったのでそのわずかな感覚と実際に車が走るスピードを目安にスピードをコントロールする事ができた。しかし補装具で足首は固定されていたので主に 膝の屈伸を使いスピード調整を行っていた。
 次にブレーキであるがこいつには苦労させられた。アクセルを離してブレーキを踏もうとすると感覚の鈍ったわたしの右足では中々
ブレーキが見つけられないのである。目で見るわけにはいかないし...
ブレーキが遅れて
壁にぶつけてしまった事もある。これじゃ駄目じゃん!なんで更新できたかなぁ?
 結局作業療法士とも相談してブレーキは
左足 で踏んでみては?という事になった。早速練習である...左足ブレーキに慣れていないせいか最初は散々であった。どうやったって急ブレーキになる...カックンブレーキというやつだ。しかし止まれない事を思うとこっちの方が全然いい。車は速く走る事 より確実に止まる事の方が重要であるなんて言葉をよく耳にするがまったくその通りだと思った。ブレーキを踏んだつもりでも一向に止まらなかったりするとムッチャ怖いぞ!
 その頃から少しづつ公道に出るようにした。停車するたびにカックンカックンさせながら…今思うとずいぶんかっこ悪いが、そんな事思いもしなかった。必死だったもの。
 左足には麻痺がないだけに
慣れるのは早かった。あれ?いつの間に慣れたんだっけ?と思うくらい気がついたら普通にコントロールできていた。そしてその頃から徐々に公道範囲を広げていった。
 
 車の運転なんていう
普通の事が普通にできる事がどれだけ嬉しかったか。
 実は
普通である事ってすごい事なんじゃないのか?
 これからは何事にも
感謝の気持ちを忘れずに生きていこう。

 その時は確かにそんな風に思ったのだが...そんな事
すっかり忘れてしまったわたしはすっかり楽な方に流されるようになりものすごい勢いでリバウンド していくのだった...
 
 

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