障害者になって思った幾つかのこと

脳幹出血で倒れてから11年、障害者になって思った幾つかのことを忘れないうちに記録しておこうと思いブログを始めてみました。 一応社会復帰は果たせたので実際に社会に出て思った幾つかのこと、趣味のギターをしつこくも続けているのでそれにまつわる幾つかのこと、いろんな事を思いつくままに記録して行こうと思ってます。

2017年10月

 先日行われた会社の健康診断でひっかかり紹介状をいただいた。
 その結果内視鏡検査なるものを受けることになった。
 先日鼻血が止まらなくて救急車で搬入された総合病院に検査入院することに決定した。
 検査日程を決めるため今日診察に行ってきたら鼻血の時に処置していただいた先生(華奢で可愛い)が主治医であった。
 その時のことなど話しながら比較的和やかに日程等決めることができた。
 「詳しい入院の説明は看護師から受けてください。またお呼びしますから待合室で待っていてください。」と言われて逆らう理由もないので言われた通りにしていた。

 呼び出されたので行ってみると体温計を私の脇に挿したまま返したちょっとマヌケな(ぽっちゃりしていて可愛い)
看護師がいた。
 結構楽しく話ができたおかげであれだけビビっていた内視鏡検査に立ち向かおうという気になっていた…

 あとは当日!結果はまた書く。10月25日入院、26日検査。
 やはりまだ怖い… 

 正確な日付は覚えてないが、館内だけでなく病院の敷地内すべてを一人で歩く許可が下りた。
 これで先生について行うリハビリの時間以外はほぼ自由に使えるようになった。
 言い換えるとほったらかしである。コレが実に寂しかった。
 
 自由になった時間はほぼ歩くことに費やされた。
 屋外も自由に歩けるのだ(病院敷地内だけだが)。
 病院は結構な坂の上にあったのでその坂を歩くのがいいトレーニングになった。
1. 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、それぞれについて行うリハビリの時間以外は基本的に自主トレをする。
2. 会社と同じように休憩は10時と15時に10分ずつと昼休みが1時間とする。
3. 17時を過ぎるまで決して横にならない。
  三つの誓いはきっちりと守っていた。
 夕食の後は消灯前の見回りが来るまでギターのリハビリをしていた。相変わらず弾けなかったけれど...
 でもやめるつもりは1ミリもなかった...どうやったら弾けるんだ?という疑問に対する答えもなかったし、いつか弾けるようになるなんて保証なんかどこにもない。
 でも不思議とへこたれなかったな。
 「おまえは本当なら死んでたんだ 。生きてるだけで良しとしなきゃ。ギターが弾きたいなんて贅沢だと思わなきゃ。」といって慰めてくる(というかトドメを刺しにくる)友人たちには結構へこたれたけど...
 はっきり言おう!一生やめない!やめてたまるか!どうだまいったか!(錯乱)

 そんなある日大学時代の後輩が遠くから見舞いに来てくれた。
 音楽サークルの後輩だけに「絶対負けるな!絶対ギター続けてください!」とか言ってくれたのは凄くうれしかったし勇気付けられた。
 他にも激励のメールをくれる仲間が多くいる。
 今でも遊びに行けばスタジオ貸切で遊んでくれる。
 若い頃の音楽仲間たちは皆応援してくれている。嬉しいではないか...

 ある時「俺ヴォーカルに転校しようかな?」と言ったら
 「あんた凄い音痴じゃねーか!頼むからやめてくれよぉ!」
 「一生かかってもギターで復活してくれよぉ!」
 懇願されてしまった...

 どうやら一生ギターやめさせてくれそうに無い...
 
 よっしゃ!腹はくくった!
 

 一昨夜鼻血が出た。一時間くらいで止まった。
 昨日午後一時頃再び鼻血が出だした...なかなか止まらなかった。
 午後はほとんど仕事にならなかった。
 夕方ようやく止まったので、行きつけの診療所に行った。
 診察中にまたまた鼻血が出てきた、緊急処置をしてもらうと一旦は止まるのだがすぐに出てくる。
 もうどうにも止まらないのである。
 紹介状を書いてもらって近くの総合病院へ行くことになった。
 しかし、鼻血が出続けている以上車の運転はできない。
 
 なんと!鼻血ごときで救急車に乗ってしまった。

 搬送先病院で応急処置をしていただいて帰ろうと思ったら車を診療所においてきたことに気がついた...仕方ないからタクシーを呼んだ。
 医療費よりはるかに高い¥4450...泣きそうになった...。
 
 車を走らせ自宅に戻って食事をしているとまたもや鼻血が...
 もうどうにも止まらない。

 「また出血が止まらないようなら救急車呼んでくださいね。」と看護師(ぽっちゃりしていて可愛い)が言っていたのを思い出した。
 しかし鼻血ごときで救急車に1日2回乗るというのはカッコ悪いのにもほどがある。ならば自力で、とも思ったがそれもできない。何故なら運転したら飲酒運転になるから...こんな時に飲んでるんじゃねーわ!また怒られるぞ!
 というわけで出血が止まるのを待って眠りについた。当然ブログの更新もできなかった←言い訳である。

 そうこうしていると急患で運び込まれた総合病院から電話がかかってきた。
 「体温計を脇に挿したまま帰してしまったのだけれどもどこかにありませんか?」だとさ...
 忘れる看護師も看護師だが脇に挿したまま帰ってくる俺も俺だな...

 まぁ、なんか笑えたから良しとしよう。
 ただ...タクシー代はマジ痛かった。

  

 昨日の続きである。綺麗とは言えない話題が続いて申し訳ない。
 昨日紹介したヘルスケア座布団、調子が悪い時はリハビリ施設にも持参していた。
 ある日、女性介護職員がその座布団に興味を示していたので座らせてあげた。痔に悩んでいるようには見えなかったのだが座って見て一言「これ楽ですね、すごくフィットする。」とか言っていた。
 なかなかに気に入ってるようだった...ん?待てよ。この座布団XLだったよな?これがフィットするという事は...
 因みにわたしは当時120kg近くあったのだが...そう思って彼女を見るとなるほどずいぶんと逞しいというか、力強いというか、けっして逆らわないほうが良さそうな見事なスタイルを保持していらっしゃる。
 間違ってもこのブログは見られないようにしなければ...彼女は怒るとこの上なく怖いのだ。

 もう一つ愛用品というか必需品がある。
 痔の具合が悪い時は排便後拭き取るのが一苦労である。
 そんな時なくてはならないのがサニーナスプレーだ。
 何かと言うと...トイレットペーパーに吹き付け紙質をソフトにしておいてから拭き取るためのスプレーである。
 薬局の店員が言うには「ウォシュレットが普及したから以前ほどの需要は無いしメーカーもそんなに力を入れてない。」そうだが、使ってみればわかる。
 疾患のある人には必需品だ。
 わたし的にはないと困る。
 メーカーさん販売し続けてね...


 

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