車で送っていただいてるときに叔父さんに「じゃあ今日はウチに泊まって行きなさい、独り暮らしは明日から始めると良い。」なんて言っていただいた。
 しかし夜はすでに友人達との約束があったので申し訳ないけど丁重にお断りした。
「せっかくご馳走を用意してあるのに…」と、いかにも残念そうだったので非常に申し訳ない気がしつつも久しぶりに合う友人達の方に思いっ切り気持ちは傾いていた(本当にごめんなさい)。

 新居に到着した。今まで住んだことが無いようなきれいなマンションである。家賃を聞いて驚いた!都会に居るときにもそんな家賃のところに住んだことは無い。こんな田舎でそんな家賃あるのか?
まぁ都会ではおんぽろアパートにしか住んだことが無いからかも知れないが、それにしてもである…。
 例によってあっという間に荷物の整理が終わると「これからはもう少し真剣に生きなさい。」とか何とか(本当にごめんなさい、よく覚えていません)言われて一応解散となった。

 さて次は友人たちとの再開である。
 友人に車で迎えに来てもらって当時たまり場にしていた喫茶店に行った。
 なぜ迎えに来て貰ったのか?
 運転なんてできる訳が無いと思っていた。出来たとしても改造の施された福祉車両でないと…そんな風に考えていたから。車も廃車になっていたし。
 脳幹出血で倒れたときは絶対と行って良いほど助からないと言われていた。
 万一助かったとしてもまず寝たきりになるのははまぬがれない。
 そんな状態だった。だから乗りもしない車の維持費はムダな出費、一日も早く廃車にしてしまおうと言う事でわたしが意識を取り戻す前に廃車にしてしまったらしい。

 友人達との再開は、まぁ半年だから自分的にはそんなに感慨深いと言う訳では無かったのであるが、わたしが助かる可能性は非常に低い、とか思ってた人達はたいそう喜んでくれた。その喜んでくれる姿を見て感慨深いモノを感じた…なんじゃそりゃ!私にはヒトとして大切な何かが足りないのかもしれない。

 ひとしきり挨拶をし、雑談をし、いつの間にかそれがいつもどおりの日常の様に感じられるようになった頃...今度は別の友人に家まで送って貰った。

 一人になるとさすがに考えてしまった…これからは毎日こうなのだ。寂しいだとか不安だとか言ってる場合じゃないのだ。

 まぁ良い、明日から本気だそう…おいっ!←だからお前はだなぁ...

 バタバタしたからだろう、不安を感じる間もなければ恐怖を感じてる暇もない...
疲れ切ってすぐに眠ってしまった...。
色々考えるのはマジで
明日からにしよう......