今日はギターの話です。それも主に右手の話です。右手に何を持ってギターの弦を弾こうかな?というお話...
フラットピック 
 エレキギターの場合通常ならフラットピックを使用する人が多いのでは?と思います。わたしも病気をする前はフラットピックを使っていました。若い頃はいろんな種類のを試しました。厚いのから薄いのまで(薄いのはそんなに試さなかったな)、大きいのから小さいのまであらゆる種類のピックにトライしました。
 お気に入りのピックが見つかったら自分の名前を入れてオーダーしようかなぁ?なんて思ってました。ステージからピックを投げる己の姿を妄想したりもしていました。しかし中々コレだ!というピックには巡り合いませんでした。
 試行錯誤を重ねながらも長年やってると "弾きたいジャンルやフレーズの傾向によってピックを使い分ける" なんてクソ生意気なことをするようになって来ます。そうなってくるとピックの形状や厚さに対するこだわりも薄れてきます。そんな中でも割とよく手に取っていたピックがありました。 IMG_3260
 コレであります。
 Jim Dunlop JAZ Ⅲの赤。理屈はよくわからないのですが弾きやすいような気がしていました。同じシェイプで黒もあったのですがあちらはアタックの感じか少し違っていて今一つ好きになれなかった覚えがあります。
 このピックは厚くて小ぶりなので小回りが利く印象があって比較的手の小さいわたしにもコントロールしやすい感じがして気に入っておりました。
 ところが脳幹出血の後遺症で右半身に麻痺が残りピックをつまむことができなくなって...左手でつまませてあげるとつまめなくも無いのですが、弾いていてピックがずれた時の修正・ピックの角度や弦に当てる位置でトーンをコントロールするなんてまず出来ません。ヴォリューム奏法なんてもってのほかです。
 フラットピックにこだわってる以上話が一歩も前に進みません...フラットピックは無理だ、悔しいけど別の手を考えよう。少しづつそう思い始めました。
  思えばフラットピックを捨てたことは一つの転機になったかも知れません。それまで殆ど前に進まないで同じようなところにとどまっていたのが少しづつですが前に進み始めたのですから...

サムピック
 
 フラットピックがつまめないなら...殆どの人はサムピックのことが思い浮かぶのではないでしょうか。もちろんわたしもそうでした。
 サムピックはそれまで本気で使ったことが無かったためとりあえずネットで情報を漁り、いくつか入手してみました。
IMG_3266 フラットピックと違いサムピックのことはよくわから無いので色々と手を出してみたのですがどれもこれも弾き難いったらありゃあしない。
 ネットで仕入れた情報によると "サムピックを買ったまんまの状態で使ってる人は殆どいない。皆さん形状や厚さを自分好みに削って弾きやすくして使っている。" そうで、ならばわたしも、と思い色々と加工してみたが全然弾きやすくはなりませんでした。
 それよりも弦を弾く時の衝撃でサムピックが指にはめたまま回ってしまうことの方が気になって来るじゃありませんか。もちろん回ったピックを指先で修正しながら弾くなんていう芸当は出来るわけありません。
 とりあえず回らないようにということでピックの滑り止めシールを貼ってみたけれどダメです。サムピックをテーピングで指に強く固定してみたりもしましたがこれもダメでした。強く固定しすぎるとピックが弦に当たった時の引っ掛かりが強くてダメ...どうやら思った以上に右手はいろんな動きをしているみたいです。
 これはサムピックもダメかな?なんて思い始めている時意外な先輩から意外な方法を教わりました。その先輩は主に弾き語りを中心に活動されている方でわたしとはジャンル的に決して交わることがないだろうと思っていた方でした。
 その方から何の気なしに教わった方法(フィンガーピッカーの間ではメジャーな方法らしいのですが )..."グラスネイル"。早い話が爪のコーティングであります。
 フラットピックを捨てることによってが少しづつ動き出したと思っていた
ギタリスト復興計画 "グラスネイル" との出会いで一気に加速する...と良いな!