おじいさんおばあさんの予言

私が住んでいる地方ではカメムシの事をハットウジと呼んでいる。
去年はハットウジが大量に発生した。

発生するのは勝手だがあの匂いは勘弁してほしい。ちょっと刺激を与えると自己防衛のため強烈に臭い匂いを発するのだがその臭さたるや...。

私が子供の頃誰が名付けたのかは知らないが ”屁こき虫” と呼んでいたのだがカメムシの匂いに比べたら屁なんて可愛いモンである。カメムシを屁こき虫と呼ぶなんて逆に屁に対して失礼なんじゃないかと思えるほどその臭さは格別なんである。

ハットウジの語源は、岡山県備前市、天台宗八塔寺に由来するらしい。
この寺の修行僧は何日間もお風呂に入らず托鉢(修行僧が鉢を持って市中を歩き他人の家の前に立って施しの米や金銭を受けて回る事)を続けるので大変臭かったらしく、あまりに臭いので人々は臭いものの事を「八塔寺」と言っていたそうな。
いつしか、同様にくさいカメムシの事をはっとうじ(八塔寺)と言うようになったとさ(八塔寺の住職からするとえらい迷惑な話だな)。

ある時職場のおじいさんとおばあさんが「今年はハットウジが多いから大雪になるで〜。」と話してるのを聞いた。リハビリ施設のおばあさんたちがそう言っているのも聞いた。どうやらハットウジが多いと大雪になるというのは言い伝えとしてあるらしい。
「そんなあほな!」...心の中でツッコミを入れておいた。まさかホントに大雪になってえらい目に合うなんてその時は思いもしなかった。

お年寄りのいう事をないがしろにするモンじゃないな...長生きしてる分人生経験は豊富なのだ。
ちょっと勉強になった...

予言的中

お年寄りたちの予言に反して12月中はあまり雪が降らなかった。例年だと年末に結構降るのだがそれもほとんど無かった。言い伝えなんてそんなモンだろうな、と思いもした。「今年は雪少ないんじゃ?」...完全に油断していた。

1月に入っても第1週はほとんど降らなかったのであるが第2週に入って週間天気予報を見ると10日、11日に暴風雪の予報が出ていた。その時もまだ油断していたのだから呑気なものである...大雪警報が出ていたというのに。
私が住んでいる地域は中山間地のためそこそこ雪が降る事には結構慣れているつもりでいたからそんなに神経質にはならなかったのですな。

ところがである、1月11日の雪はいつもの雪とは雪質が違った...。積雪量そのものはそんなに驚くほどのものでは無かったのだがとにかく重かった。水分を多く含んでいてサラサラというよりビショビショな雪質。

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帰宅時間には雪の重さにより数カ所で倒木がありいつも通勤に利用している国道も通行止めに。職場周辺は私の家から十数キロしか離れてないのだが積雪量ははるかに多いのだ。

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まいった…迂回路(山道)ではアチコチで動かなくなったクルマがいてそこら中で片側交互通行…職場から家まで通常所要時間20分程度のところ3時間30分もかかってしまった。

そんなに長時間トイレが我慢できるはずもなく…物凄く久しぶりに立ちションをしてしまった。何十年ぶりだろう?

そうこうするうちに喉が異常に渇いてきて…軽い痺れを伴いめまいがしてきたじゃありませんか。
軽度の脱水症状です。だけど渋滞でもう30分以上クルマはとまったまま…いつ水分にありつけるかまったく予想が出来ません。だんだん身体の麻痺(病気の後遺症)も強くなって来て、このままじゃヤバいぞ!
こうなったら最後の手段…わたくし子供の時以来雪を食してしまいましたww

雪を食して喉の渇きが収まると徐々に症状は治まっていき、渋滞もそのうち治まりなんとか家にたどり着きました…雪のせいでえらい目にあったのに雪に助けられようとは...

雪を食べて水分補給してたなんて…殆ど遭難でんがな。

こうなる前に退社命令を出しなはれ❗と会社にあたってみたりする。


また大雪警報...どうなることやら

その後、寒波も去り雪は雨に変わり道路の雪も消え静かに暮らしてたのだが、1月23日、24日の二日間またも暴風雪の予報が...もうあんな思いはしたくないと結構ビビって当日を迎えたのだが...今回積雪量は結構なものなのだが雪質が軽いため前回ほど倒木による被害は出ていない。

その代わりと言う訳ではないが気温が低い。もう何日も一日中氷点下だ。予報によると火曜日(明後日)まで雪、3日間の曇りをはさんでど週末はまた雪...いつ晴れるかわからない。

今現在雪は止んではいるがまたいつ降り出すかわからない。できることなら引きこもっていたい。

早く春にならないかな...また何かあったらブログに書きます...もう何もあって欲しくないんだけど。

よく考えたらまだ1月じゃないか?......この冬、どうなることやら。